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梅津流の心

芸の想像・完成を目指し、創流した当初から今日までの芸・踊りに対する様々な思いが 「雪・月・花」となって御覧いただけるかと思います。

日本独特のこの感覚も、世界の方々に又違った受け止められ方をされるかもしれませんが、 必ずその素晴らしさは分かり合う事が出来ると信じています。

私にとって、毎日が修行であり、日常が舞踊の創造につながるものです。

感性のものと思われがちな世界ですが、日々の稽古(練習)を欠く事の出来ない スポーツ選手のように、自分の体を鍛え、愛し続けて行かなくてはなりません。

私の理想とする舞台は、その完成にたどり着くまでに、どれほどの長い道のりを歩んで いかなければならないか、計り知れません。生涯歩んでも足りないことだと思います。

舞台を重ねる度に、多くの方々の目に触れ、古典芸術について広くご理解 いただけるよう、 これからも終わりのない道で邁進できる幸せをかみしめ、 稽古を続けていきたいと思います。

雪(素踊り)

能・歌舞伎の舞台などには沢山の雪の場面が登場します。 舞台一面に降りしきる雪の...

月(愛する心)

四季折々、日々形を変えながら、どこから見ても美しさを損なわず愛でられる月。 梅...

花(振り付けという仕事)

花を愛する気持ちは、花を活ける時に自然と、花ひとつひとつの存在を活かし、飾る処...